RULES

7人チームで行うコンタクトスポーツであるカバディのルールを端的に紹介します。

BASICS

カバディの基本と試合の流れを要点で解説します。

初めての方にも競技の構造と主要ルールが伝わるよう、専門用語をできるだけ平易に整理しました。

30"1レイド、勝負は30秒
1 vs 7単身で7人から生還せよ
85 kg規定体重は85kg未満

RAID FLOW

得点までの4ステップ

01

エントリー

敵陣への侵入

レイダーは敵陣へ踏み込み、レイドを開始します。ノルマとして、コート奥のボークラインを必ず越える必要があります。基本的には、ステップを刻みながら相手守備を翻弄し、タッチの機会を探ります。

02

キャント

詠唱

レイダーは攻撃中、一定のテンポで「カバディ」と声を出し続けます。キャントが途切れたと判定されると、レイダーはアウトになります。

03

ストラグル

接触

タッチ発生から帰還までをストラグルといいます。捕まる前に抜け出せるかが得点の分かれ目になります。

04

帰還

陣地へ戻る

レイダーが自陣へ戻れば成功。触れた守備者の人数だけ得点し、ストラグル無しで戻った場合はエンプティレイドとなり無得点です。

RULE SNAPSHOT

用語について

30s LIMIT

制限時間

敵陣滞在は最大30秒。キャントが続いていてもアウトになります。

ANTI RAID

アンティ

日本カバディではディフェンダーのことをアンティと呼びますが、国際的には “Defenders” と表記されます

TACTICAL PAUSE

エンプティレイド

得点せずに帰還したレイドは“空”であり、連続2回まで許可されています。人数変動も得点変動も発生しません。

DO OR DIE

3rd レイド

エンプティレイドが2回連続した後の3回目のレイドでは、必ずストラグルを狙いに行く必要があり、必ず得点変動が発生します。

ALL OUT

ローナ

全滅してしまうと相手に追加2点を与えた後、全員が復活します。

RISK REWARD

ボーナスライン

守備が6人以上のとき、レイダーがボーナスラインを越えた場合、帰還によらず1点が獲得できます。

RESIST PLAY

スーパータックル

守備が3人以下のときにレイダーを捕まえると、追加得点が与えられます。

ESCAPE LANE

ロビー

コート内に存在する、ストラグル中のみ通行可能な細い領域です。